2008年07月25日

運を使い果たした?

友人に超ラッキーな奴がいます。
宝くじのナンバーズ3とナンバーズ4に立て続けに当ったのです。そんな馬鹿な事あるかい!って怒っても当ったんです。そんな彼は超バカ者なんです。
世の中には不公平というのはあるもので、彼などはその典型的な例だと思います。それも初めて買った宝くじ、そしてビギナーズラック。なんたる幸運者。
でも彼の偉いのはここでもう一丁、なんて思わなかったこと。よくよく考えてみるに、彼にはまず欲が無かった事。そして当ったらなんて全く考えてなかった事。そんな幸運な男が我々にご馳走をしてくれる事になったんです。いそいそと我々、悪たれ仲間たちはそのご馳走にありつく為に彼の指定した場所に行く事になりました。そしてタダでありつくのはいささか気が引けたので何か彼にそれぞれプレゼントを持っていこうという事になりました。何をご馳走してくれるかは分からなかったんで、とりあえず一人だいたい五千円〜一万円くらいのものでいこうかと話し合ってその範囲ないで収まるような物を買っていきました。
そして何だか高級感の漂う店構え。入るのにちょっと躊躇するようなお店。やっぱりカネが入るとこうも違うものなのかと恐る恐る入店したら入り口で当の本人がお迎えに。あら、エライこっちゃと恐縮しているとなんと彼からこんな一言が。今日は暑いのにわざわざ僕の為にだとか、ヒェ〜〜!なんだか怖ろしくなってきました。で、彼がこう言いました。折角、来てくれて何だけど今日はやっぱり会費制にした。何を?
みんなが呆気に囚われていると、ハイお一人1万円。
それ以上は僕が払うだと。招待された連中はみるみる顔つきが変わってきたのが分かります。楽しい雰囲気であろうこの会が一変、恐怖の飲み会になった事はいうまでもありません。連れの一人がこういいました。こんなんじゃ、誰がプレゼントなどやるものかって。そのとおりじゃ。そして誰かの音頭でその商品はビンゴゲームへ。7名が集まり商品は6個。当然、一人が当らない計算です。酒がまわれば言いたい事も言って
文句も言って、そしてお開き直前のこのビンゴ。
みんな(6名)の祈りはただ一つ。外れはこの主催者。そんな思いは天に通じるのか?ここで6名の祈りともに似た思い。そして一斉にクジ番号の商品へ。
世の中には神や仏はいるんですね。6名の願いを聞いていただけてハズレはなんとこの主催者。心の中できっと6名、同じ思いをしたに違いありません。そして
お開きにこの主催者から配られた一枚の封筒。中には今日の御礼となんと宝くじが10枚。その言葉にはこうかいてありました。(今度、この中の宝くじが当ったらまたここでこうしてお会いしましょう)
何故でしょうか、なかなか憎めん奴でしょう。

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