2009年03月06日

読書は人の為ならず

昨日、友人と食事をする機会があった。
四方山話も一通り出尽くしたところで、タイミングよく電話がかかってきた。久しぶりの悪友の時計屋さんからだ。
「先生、ご無沙汰してます ちょっといい出物が手に入ったんで明日の昼休みに伺っていいですか?」
「いいですよ でもあんまり高価なモノはダメですよ」
「いちど見るだけでもいいから 見てください。もし先生が気に入らなければ他へ持って行きますから・・・」
この人私の性格を熟知していて、良い出物、一度だけ、他へ持っていく。このキーワードに私は弱い。
その夜読みかけていた本を読みきろうとしたときにふと目に留まった一節があった。それは西郷南州の引用した佐藤一斎の言葉だ。

「少にして学べば 即ち壮にして為すことあり。壮にして学べば 即ち老いて衰えず。老いて学べば 即ち死して朽ちず」    これはこういう事だ。

わかくして学ぶ事は必須 歳をかさねればより柔軟に学び丸くならねばならないはずが・・・堅く頑固になり、訳知り顔に増長して醜い事である。

人の言はすべからく容れて これを択ぶべし 拒むべからず 惑うべからず

この本を読み終えて少々、心の痞え取れたみたいです

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