2010年03月09日
あなたは何を背負っていますか?
昨日に予告していた「肩書きでは生きていけない」って話しです。
今回の断食にも多くの初参加の方々が来られました。
当然男女は別々の部屋だから女性の方はどうか知りませんが、初対面の方々は必ずと言っていいほど名刺の交換から始まります。
日本は名刺社会だから仕方がないのかもしれませんが。そうしていろいろ話をされている中で、会社の話や家族の話や、その他諸々聞いていると決まって役職地位の上の方が多いようです。
でも段々回数を来られるようになってくるとその方々は決して自分の事はあまりおっしゃらなくなります。そして黙々と自分の事をされて、時間が出来たら初心者の方のお世話をされるようになります。実際あった話ですが、自社の親会社のそのまた親会社のエライさんがおられて、後で分かるまでその初心者の方はいいことも悪いことも、自慢も不満もたらたら述べられていました。(いわば水戸黄門状態です)決してわざと黙っていたわけではないのに、ここではそんな肩書きなんか何にも役に立たないことがその親会社の方は分かっていらっしゃったんだと思います。そして最後に自分の事を話されて、話されたほうはいたく恐縮されていましたが先ほどもいったように、ここでは肩書きなんか何の役にも立ちません。
その事を親会社の方は十分に分かっていらっしゃったんで、新人さんに恥を欠かせないような態度で接していらっしゃいました。
嘗て来られた人の中に、大手の証券会社の法人部長と言う人がいました。それこそ毎週のように接待ゴルフや飲み屋に行かれていて、家までハイヤーがお迎えに来たり至れり尽くせりだったそうです。
会社に行けば当然役員さんの応対で役員室や応接間に通されての接待づけの応対だったとか。それが自分で会社を立ち上げて挨拶周りに行った時に愕然としたそうです。それは受付での対応で「アポなしでは○○役員とはご面会出来かねます」その一言で、今まで自分の実力だと勘違いしていたことが分かったそうです。
会社と言う大きな看板を背負っていた事、自分にされていたんじゃないって事、自分なんかそこらの出入り業者と同じだったんだと。
それからその方がこちらに来られて大いに今までの事を反省されて多くのことを学ばれたんです。我々も医者だ歯医者だとちやほやされていますがただの肩書きの上に胡坐をかいていたんでは、これらと同じ事です。皆さんもそんな思いでここにこられる方が多いように思いました。でも自分の事を自分ででも難しいのに、それ以上に他人さんのお世話となると並大抵では出来ません。それこそ前にも書いたように「してあげようは、押し付け。させてもらうが、布施」だと思うんです。