2011年08月10日

先輩は追い越せない 追い越したくも無い

同業の先生と話す機会があった。
特別の知り合いでもないが、あるところで偶然知り合った同業者。
我々は何かしら小さなコロニーを形成している。こういえば些か大袈裟かも知れないが、支部であったり、大きな意味では都府県の歯科医師会であったり、勉強会や講習会で知り合ったり、出身校であったり、・・・
そんな中でのつながりよりも、趣味や好きなことでの繋がりは大事な事だ。
それも肩書きやそんなものは全く関係なく、オイ、オマエで付き合えたらどんなに気が楽か。
でもそんな中でもやっぱり先輩後輩はある。年齢だけの先輩後輩よりも入学年度よりやっぱり卒業年度に拘りがあったりして。
我々の社会はいわば縦社会。体育会系のノリがある。
だから先日もある講習会で、大学のクラブの先輩達に会った。学年は一つ上。でもこの一つ上が曲者。下の者は一生先輩に頭が上がらないし、その代わり一生ゴッチャンできる。
その講習会での事、昔は最後まで聞くことが出来たのに、この歳になったらつまらぬ講習会や、ガマンならん講習会はお金を払っても最後まで聞く気にはならない。そんな話を先輩達としていたら、その先輩からこういわれた。
「オイ オマエが一番最初にココを出ろ」
「エエッ 僕がですか?」
「そうや オマエや」
「何でですか?」
「その後から俺達が出るから」
「そしたら一緒に出ましょう」
「いや それはアカン」
「何でですか?」
「やっぱり他の人に悪いやろ」
「そんなこと 一緒ですやん」
「かまわん 先に出ろ」
「ハイハイ 分かりました」
そんなこんなで僅か15分ほどで会場を後にした。
それから暫らくロビーで話をして先輩達と別れた。
幾つになっても、卒業して何年もたってもやっぱり頭が上がらんことには代わりはない。その内の一人の先輩は大学の一年の時、クラブの帰りに必ずメシを食わせてくれた先輩で、自分は食わずとも私には食わせてくれた先輩。だらか尚の事この先輩には頭が上がらんのでした。

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