2012年05月17日

こっちも勉強しないとね

最近の患者さんはいろいろと勉強されていて、質問内容も専門的になってきた。
インターネットの普及で何でもすぐに調べられるから、少々の疑問にはインターネットで解決してしまう事が多いように思う。
しかし自分の事となるとなかなかインターネットだけでは心配なのか医者に直接聞くケースも多いように思う。
ただインターネットの知識だけでそのまま鵜呑みにしていると、間違った思い違いがあったときに遠回りをしてしまう事もある。
我々の場合、直接に命に係るようなことは希であるが、自分の病状を悪いほうへ悪いほうへと解釈してしまって、悩みに悩んで来られて、「何やこんなことやったのか」で解決してしまう事もある。
最近はそんな患者さんが何となくではあるが多くなってきたように思う。
「虫歯」「歯槽膿漏」「インプラント」「ホワイトニング」・・・
その他諸々のことが簡単に調べられる。我々もいちいち専門書を開かなくても調べれるのは便利だが、同じ内容の事を患者さんも見ているとなると、不確かな事は言えないし、「それ知ってます」といわれる事もある。
便利になったけれど、それゆえの医者と患者のコミュニケーション作りが段々と難しくなってきた。
我々の仕事もサービス業だし患者さんあっての仕事。しかし患者さんの知識が増えてくると当然それに対してリクエストも複雑になってくる。そこまで説明するかと言うほど聞かれてもこちらにそれなりの技術が無ければ頭でっかちになってしまわないか心配である。
どんな質問にも答えることは大事だが、患者さんはもうそのことの知識の一部はお勉強済である。
本当に難しい世の中になったものだ。

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