2013年08月08日

考える間を与えてはいけません

今朝一番の患者さんは心臓に疾患があって何度も入退院を繰り返されている患者さん。
その方が今の入れ歯の調子が悪くなったと来られて何度も調整したが思うように痛みが取れない。
抜歯は出来ないからオーバーデンチャーの総義歯にするしかない。残存歯も結構ありそのままではかみ合わせに問題が生じるから、残根状態にしてから総義歯を入れる事にした。
いろいろ考えたが、ああでもないこうでもないと思えば思うほどいろんなケースを考えてしまう。しかし一旦コレに決まると後はいかに早く慣れてもらうかだ。
それでも8本ほどは残根にしないといけないから、麻酔で歯冠部をカットしていかないといけない。
この方痛みにはめっぽう強いが、そこに行くまでの準備が大変だ。
麻酔をするまでに「心の準備」とかでなかなか麻酔をさせてくれない。今回は下顎の義歯だが上顎の時も苦労した。
「麻酔しますよ」「ちょっと待ってくれ」この繰り返しが約5分ほど続いた。
今回もきっと同じことになるんだろうか?
「先に塗り薬の麻酔薬は無いんか?」から始まって、何度もうがいをして気分を落ち着けてから、
「さぁ やってもらおか」
ココに来るまでに何度も中断するんだろうなぁ。
でも一旦麻酔がなされるとそう簡単には痛いとかを言わない人だからまだマシか。
朝一番に新しい義歯に入れ替えて、昼から洗浄と調整にもう一度来てもらう約束になっている。
やってしまえば簡単な事だが、やるまでの心の準備が問題なのだ。

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