2013年08月21日

学生が分からないのは当たり前、開業医だって・・・

またまた今日から大学の後輩が実習させてくれって当医院にやってくる。
前回初回で来た時には我々の頃と違って些か拍子抜けしてしまったが、今の歯科の学生の問題点が浮き彫りになったように感じた。
2回生といえば我々の頃は基礎だけだった。実習やら歯科に関するのは3回生になってからやったものだが、今や国家試験の合格率を上げ様といろんな事業やら実習が前倒しになっているらしい。
家が歯科医院を経営している学生ならまだ歯科のことのそこそこは分かるが(今の子は全く知らなさそうだが)全然この業界と無縁な家の子はなかなか言葉や道具に馴染みが無い。
だから前回に来た子も実家が医者で親戚皆が医者という家族で歯科が誰一人としていないから、学習のために来させてほしいと頼まれた。
それにしても今の学生のレベルの低さには驚かされた。一部とは思うが歯の絵さえロク書けない子がいると言う。(開業医でもいるが)
彫刻刀やカービングナイフすら扱ったことが無い子がいきなり石膏の塊と悪戦苦闘している姿には陰ながら応援したくなる。
でも手出しは出来ない。しようと思っても学生さんには本物の実習用の模型どおりに彫ってもらいたいたい。
我々が日々見ているような歯ではなくて形は極端ではあるが教科書どおりの歯をこの機会にちゃんと覚えてもらいたい。
我々は形の崩れた歯ばかり見ているから、本物の模型?を見たときは新鮮そのものだった。
卒後何年かしたら、一般開業医もポストグラジュエートなんかでもいいから、もう一度教えて欲しいものだと思った。
今ならあの時に分からなかった事が少しは分かるような気がしてならない。

ページの先頭へ