2015年04月02日

なにわともあれ 頑張れ新人君たち

今日は絶好のお花見日和。明日から週末にかけては天候も少し悪くなるようなことを天気予報で言っていた。
週末の雨が「花散らしの雨」にならねばいいが。
昨日のニュースは、入社式の話で持ちきりだった。今まで学生さんであったのがいきなり社会人となるわけで、よく言われる「学生気分が抜けてない」と言う言葉もこれからいろんなところで聞かれるだろう。
我々の頃は卒業して大学に残る者、就職する者で大きな違いがあった。大学に残る者は学生からいきなりインストラクターのような扱いを受けて、自分がいかにも偉くなったような錯覚に陥る。
しかし就職をした者に話を聞いたら、いきなり患者さんを任されて戸惑っていたらそこの院長に「オマエ何を勉強してきたんや」と毎回怒られたそうだ。
そりゃそうだ。相手は模型実習のマネキンではない。生身の人間だ。白衣を着てりゃ、一応まかりなりにもドクターと見なされる。
私は新人ですのでは通用しない。そんな不安な先生に患者さんは診てもらいたくない。
でもそんな新人さんでも2ヶ月経ち3ヶ月経つうちに何だか自分は偉く感じるようになるのか、何でも出来ると言う錯覚に陥る。
今までは尻拭いをしてくれる先生がいたが、自分ひとりで責任を持たないといけないと言う不安もある。
簡単だと思っていた抜歯が出来ない、インレーやクラウンの調整が出来ない抜髄のときに余計な力をかけて根管内にリ-マやファイルを折ってしまう。
こんなことの積み重ねで人は大きくなっていくものだ。事故になってはいけないのは勿論だが、いろんな経験が人間を大きくするものだ。
最近の子は怒られ慣れていないから、ちょっとのことで萎縮したり自信をなくしたりする。それに直ぐに「自分には向いていない」と直ぐに結論を出してしまうのが多いと聞く。
そんな時代に生まれていなくてよかった。もしも今の時代に新人さんになっていたら自分はどうだったんだろうかと考えてみた。
それを考えただけで恐ろしくなってしまった。我々の時代は「石の上にも3年」なんて甘いものではなく、「石の上にも10年」くらいの気持ちでいた。それなのに最近の人は3ヶ月もてばいい方で早ければいきなり仕事を任されて何も出来ずに3日で音を上げるのがいるそうだ。  なにわともあれ 頑張れ新人君

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