2015年04月21日

技術力は長年の鍛錬の賜物なのだ

新入社員つながりでもう一つ。
昨日も書いたが、そろそろ慣れてきて欲しいと思っているのは我々世代だけではなかった。
この話も昔にここで書いたが、ある有名企業の話です。
そこには当医院の患者さんが何人もいるのですが、ある課には新人を採らなくなって10年以上経つとか。そうなると一番若い人がいつまでも一番動き回らなければならなくなって忙しさはハンパ無いとか。
何度も新しい人を入れてくださいと人事に言っているのに、返ってくる答えは「君のところは熟練作業が多くて新人には無理」との答えが返って来るそうだ。
その人だってもう40歳を超えている。今しか伝承できない技術もあろうがなかなか理解してもらえないと嘆いていた。
しかし逆に考えたらそこの部署は定年になっても延長、延長で会社を去る人はいないとか。
どちらがいいかは分からないが、事務方と違って技術職はその点は重宝がられるのかもしれない。
誰でも出来る仕事は、誰にでも任せられる、しかし特殊技術はその人にしか出来ない技術だから、誰でも直ぐにマスターできると言うものではない。
コンピューターで何でも出来る時代に、只管アナログで尚且つ人の手でしか出来ない作業があればそれは機械に任すことが出来ない。俗に言う「神の手」だそうだ。
周りから見ていたらそんなに変わりは無い様に思うのだが、その筋の人が見たら全然出来栄えが違うとか。
そういえばこの前に似たような話があった。それは一つ1万5千円くらいする「爪きり」の話。100円均一でも売っているのと違いで爪は切ることには変わりがないが切れ味とか後の爪の切った後の綺麗さとか。
自己満足といってしまえばそうかもしれないが、やっぱり熟練の人の作った方が断然違うとか。
当たり前だが日本のすごいところがこんなところにも見えた気がした。

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