2015年11月27日

しぶとく生き抜く生命力はさすがだ・・・

急に冷え込んだ朝だった。家を出る6時前はまだ真っ暗な時間帯。
診療所に着いてもまだ回りは薄暗い。
そんな中にも働き出している人たちが居る。清掃車もあちらこちらで見かける。このお陰で街は綺麗に保たれている。
しかし当医院とパーキングの中間の所にあるお店の出すゴミは、必ずと言っていいほど口が破れて中身が出ている。
犯人はカラスだ。時々信号待ちで反対車線から見ていると、上手に結び口のところに自分の嘴を差し込んで起用にあける。どこにそんな知恵があったんだろうと感心する。
そしてビニールを破ることなく結び口を開いて中の残飯を食べている。
そして途中で近所の野良猫が現れてそれを横取りする。
横取りと言っても、追い払って横取りするのではなく、落ちた残飯を食べているのだがその様子はいかにも先にカラスに袋を開けてもらってその中身がこぼれたのを野良猫が食べていると言う光景だ。
いわば共存状態だと思う。
最近都会にもカラスは頻繁に現れるようになったらしい。
そして野良猫も。時々見かける光景だが、誰かがこの野良猫に餌をやっているのを見たことがある。
タダやみくもに餌をやっているのではなく、ちゃんとプラスチックのトレーに入れて、それをまた食べ終わった時間に回収に来るのだ。
この猫たちにとっては配給制の朝食と言うことになる。
昼間は人通りが多いこの道には野良対の姿はなく、朝のそれも大体決まった時間にどこからとはなくやってきてはそれを食べてはどこかに消える。
都会の片隅にしぶとく生き抜く彼らの存在、誰も知らないだろうがこの光景が日々行われている。

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