2016年04月14日

壁に耳あり障子に目あり

昨日、新しい事業の関係で近隣の県まで出かけることになった。
車で1時間ほどかかるため、相手さんとの会う時間を仕事後の8時ころにお願いした。こちらから3名、相手さんも3名。
待ち合わせ場所に着いたがまだこちらの2名が到着していなかったのでしばらくは駐車場で待つことに。そして間もなく1名が到着。そいつと店内へ。喫煙席に先客が3名、反対側の席に我々が座った。後の一人が遅れていてまだ到着していなかった。我々は相手さんを知らない、遅れてくる奴しか知らないでいたが如何やらその先客さんが相手だと何となく雰囲気で分かった。
耳を欹てて聞いているわけでもないが、大きな声だから自然と分かった。
内容はこうだ。
「今回の相手はどんな奴や?」
「何でもある会社の社長と役員みたいや」
「この話、のってくるやろか」
「分らん、あまり余計なこと言わない方がエエで」
「そやな、前回の失敗もあるしな」
「向こうが聞くまで言わないでおこうか」
大体こんな内容の話だった。まさか予定時間より早く着いて後ろの席についているとはつゆ知らず、いろんな話をしていた。まぁまともな話ではなかった。
相手さんが売り込みを、こちらがその商売先を探す。こういった構図だった。
そして暫くして最後の到着となった奴が、先にこちらに挨拶をしてから向こうさんに挨拶をした。
一瞬、相手さんの顔つきが変わった。ヤバイ、マズイと思ったんだろうか?
いろんな話を大声でする方もする方だ。しばらくは和やかに話が弾んでいたが、この件を一度持ち帰って検討しますと言ったとたん、相手さんの顔が曇った。
即決を貰えるとでも思っていたんだろうか。そちらにはそちらの都合、こちらにはこちらの都合というものがある。
あまり調子に乗って大声を出してしゃべっていたらどこで誰が聞いているか分らんですよ。

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