2019年04月15日

ちょっと 愚痴ってしまった

昨日はしとしとした雨模様が夜には一変した激しい雨になった。花散らしの雨だった。土日とインテックスでのデンタルショー参加してきた。その前にも材料屋さんのショーにも行った。滅多に行く機会が無いから行けば新しい商品などの展示や説明を受け新鮮な気分になった。しかしその時思ったことだが、これから新規開業を考えている人には設備の充実などの費用は重く圧し掛かって来るはずだ。レントゲン一つ取って見ても我々の頃は現像式のレントゲンだったがその後デジタル式になり今や3Dなど目が飛び出る位の最新式が当たり前の時代になって来ているのには驚きを隠しえない。いくら最新式は素晴らしいと言ってもこれからそれを導入する気にはなれない。インプラントをメインにするならともかく、一町医者が手を出せる代物ではない。そこでも知り合いの先輩の先生に会った。お茶をし乍ら話し込んだ。
どの様に終活するか、それは人生の終活ではなく、仕事の終活の事だった。
その先生には後を継いでくれる子供さんは居ない、自分一代でこの仕事を終えると言う難題が。コレは他人ごとではない、いずれ我が身にも降りかかってくる問題だ。
昨年度も知り合いの先生が何人かリタイアされた。何人かその後も連絡を頂いて近況は分っているが大部分の先生は仕事を辞めて暫くは何にもする気がしなかったとか。
何十年も一生懸命この仕事をしてきていきなり仕事をしなくなったら何をして過ごせばいいのか考えてしまうとか。決して楽なことではないと。仕事をしている方が楽だったとか。
我々の仕事には定年が無い。自分が「ハイ、もう辞めた」と決断すればそれでお終い。でもなかなかそうは簡単にできないのが現状だ。身体が言うことを聞かなくなってのリタイアなら諦めもつく。しかし身体が元気でも患者さんが来なかったり毎月の収支がトントンならまだ別。毎月の赤字を考えながら仕事を続けるのはもっと辛い。自分ひとりなら何とか我慢も出来よう、しかし従業員がいればその生活も考えてあげないといけない。その先生が最後にこう言われた。「行くも地獄、辞めるも地獄」だとか。誰がこんな未来を想像しただろうか。我々が開業したころは皆が将来は悠悠自適な暮らしが待っていると思っていたのに。
今日はちょっと愚痴ってしまった。しかしそれが間違いであってほしいが現実はそう甘くない。

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