2019年04月18日

僅かな変化が大きな変化へと・・・

最近の当医院の診療内容が変化したことを患者さんからは頗る好評を得ている。
それは診察時間を少し長くしたことだ。大体歯医者は30分待って3分診療とよく言われた時代があった。そして今や歯医者乱立で患者さんが激減して一人当たりの平均点さえ上がらない時代、診療時間をどうするか散々迷ったが受付のカウンターの所に「じっくり治す」「早く治す」の張り紙をしたらほとんどの患者さんが「早く治す」を選ばれた。だから院長の私が患者さんに「これから少々時間をかけても早く治るように治療しましょう」と、一言加えるだけで患者さんの納得を得られた。
何も1時間2時間と時間をかけるのではない。今までが15分とか30分とか治療内容によって時間をかけていたのをその日治療する歯だけでなく一度に2~3か所治療するだけで沢山治療してもらった感覚になるらしい。今までも隣同士の歯なら一度に充填しても確かに3割負担だとそこそこの金額になる。初診で検査をして治療方針を立てて次回から診療を開始するパターンだったが、初診時にも主訴を治療するのは勿論その歯の隣にもカリエスなどの歯があれば患者さんの同意を得て一緒に治療するようにしたらお金はかかるが治療回数は減ってかえって喜ばれた。
いつも言っているが地域差もあって当医院の場所がオフィス街の診療所、時間に限りがある患者さんが多かった。しかし治療に来るのに隠れて来るような昔と違い、正々堂々?と治療にやって来られるから30分かかろうが1時間かかろうが早く済む方を選ばれるようになった。その方がこちらも楽だ。
患者さん減少の一つの策と思ってした事が結果喜ばれることになった。
しかしお金はかかる、平均点は上がる、これでまた厚生局の指導にかかることになる。でも前回も行ったときに偶然に先輩と会った。その先輩はこう言われていた。
「平均点が高いことが悪いことではない、むしろ誇れることだ」と。
確かに平均点やらに拘る方が診療を委縮させていることにはならないか。
そう思ったらこれからも堂々とこのスタイルを貫く決意がした。
数を診る時代から内容を診る時代への変化が私には訪れようとしている。

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