2019年07月01日

久しぶりの経験は新鮮そのものだった・・・

今回の大阪G20は無事に終わった。天候の様に豪雨あり小雨ありそして曇天の天候よろしく嵐のように過ぎ去った。無事で何より。ただ大阪市民にとっては今回のサミットには交通手段の封鎖や検問で碧碧した部分もあったと思う。阪神高速の全面封鎖大雪の時に全面封鎖はあったがコレは自然現象だから諦めもつくが連れなどサミット会場の南港に住んでいる者にとってはこんなに不便なことは無いと言っていた。
たった4日間ではあるが市民の足である道路や高速道路が封鎖されれば病人や生鮮食料品や宅配の荷物は普段何気なく当たり前の様に過ごしていた市民生活がこうも変わるのかと思ってしまう。当医院も北区にあるから封鎖か所のど真ん中で27日から昨日までの4日間は休診にした。家に居てもすることが無い、出て行くにも交通マヒで出て行けない。だから久しぶりに昔近所の喫茶店でモーニングを食べたり時間つぶしに通っていた場所を尋ねた。何十年ぶりの訪問、そこのママとは偶に道ですれ違ったりスーパーで会ってはいたがなかなか話す機会が無かった。ドアを開けるなりママが「まぁ何十年ぶりかしら」の先制パンチが。「先月、スーパーで会ったよな」と切り返したが少々ボケが入っているのか「そやったか?」で済まされた。
なにわともあれ、懐かしさに変わりがないがお互い歳をとったで話は進む。
午前8時の喫茶店には私を含めて老人たちの憩いの場と化していた。ココの喫茶店、土日は休み、平日は昼から休みの午前中のみ、だから何のためのモーニングサービスかは分らない。「なんで夕方までやらないの?」と聞いたことがあったが「一日仕事をしていたら身体が持たない」と変な理屈でママの勝手気ままにやっているお店。土曜日は昼から「CLOSE]の看板が出ているが中には人の気配が。
そう昼からは競馬タイム。スポーツ新聞片手にいや競馬新聞片手にオヤジたちがやって来る。勿論、喫茶店はお休み。閉店ガラガラ。知った者同士が集う競馬仲間に集まり。テレビにかぶりつき、結果その日に勝った人の驕り。そして全員が負ければママの驕りだそうだ。私の連れたちの密かな楽しみの場所。私は土曜日の診療が始まる前までは平日に行けない分、土曜日の午後のみの参加をしていたこともある。
連れからの情報でママが万馬券をゲットしたと聞けばお祝いの品を送ったり、私が行けなくても連れたちからワイワイガヤガヤの集まりの場所を提供してくれている。有難い喫茶店。そんなので普通の時間に行ったことはほぼ無い。でも今回は平日に休みが取れたので行ってみて真面な喫茶店を味わった。
ママ曰く、「あんた、覚えてるか?」「何を」「ここをオープンして何年になるか」「そんなん覚えてないわ」「あんたが大学に入った年にオープンしたんや」
「ふ~んそんなになるんや」そうか私が大学に入った年と言うことはもう45年位か。そりゃ長年のお付き合いやと思い出に浸っていたら横に居たオヤジが私の方を見てメガネをずり下げてママにこういった。
「この子、○○さん家の子か?」「そやで○○さん家の子や」
その親父、私の連れの親父さんで何度か会ったことがあるが前歯が無くて笑ったらその前歯の無い顔を思い出した。「○○君は元気ですか?」「あいつもなかなか家に帰って来んようになったわ」だと。つい最近もあったばかりだがこの親父の言っていることが本当なら今度会ったら一度言ってやろうか。偶には家に寄ってやれって。
そんなこんなで暫し時間が止まったような経験をした。これからは月に一度でもいいから平日の休みを取って見ようか、そんな風に思った休みの日の午前中だった。

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