2019年07月02日

もうはまだなり、まだはもうなり

近畿地方は梅雨入りが遅かったが只今その梅雨真盛りだ。
じとじと降る雨がザーザー降る雨に変わった地方の方々にはこれからも注意が必要だと天気予報が言っていた。昨年の九州北部の大雨の記憶も残る中、今度は九州南部には線上降水帯の帯雲が連なっている。各地で川の氾濫や避難情報が出る中それでも雨は止むことなく降り続く。農作物には恵みの雨と言ったのは過去の話で今やこの恵みの雨が恐怖の雨とかしてしまった。何十年に一度の雨が毎年降る気候はやはり異常気象で地球温暖化が原因だと口では簡単に言うがそれに伴う対策は出来ているのだろうか。堤防のかさ上げだけでは対策にはならない。昔から川の増水や氾濫は何度も繰り返し起こっている。土地の少ない日本では山の斜面を切り開いて造成地を作りそこに家を建ててきた。また川の直ぐ横にも田んぼや畑が点在しているがそこにも田んぼや畑を宅地に変えてきた。一旦堤防が決壊したらそこから川の水が溢れて一面の水浸しになる。水は水平に保とうとするから高い低いが一目瞭然、高い方から低い方へと流れが出来て行く。
一級河川と言う川幅が何十メートルいや何百メートルもある川が雨の後様子が一変して日頃は河川敷で野球やテニスをしていた場所が池のようにいや湖の様に一面を覆う水で隠されてしまう。
今そこに雨が降っていなくても上流で降った雨が何時間後には下流に集まりその水嵩を増してしまうから恐ろしいものだ。
何年も前になるが兵庫県の何処かの地域でバスが立ち往生してバスの屋根に人が乗って救助を待っていると言う映像を見たことがあった。その後その場所に車で行ったが一面の田んぼが広がりどこから水が流れ込んだのかというくらい広々とした田畑が広がっていた。その場所がここだとは聞くまで分らなかった。
日本は四季の国だと私は習った記憶があるが、今やこの梅雨時期に豪雨があって川が氾濫して人々の暮らしを危険な目にあわせる恐ろしい季節になりつつあるようだ。地震、雷、火事、オヤジとはよく言ったもので、しかしこれからはオヤジの代わりに豪雨を入れたいようになってきた。
まだまだ油断できない地域の方々にはより一層の注意が必要になって来たようだ。

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