2019年08月01日

もうそんな歳になってしまった・・・

最近は歯科の機材は目まぐるしく変わって行く。その変化たるやついて行くのがやっとだ。材料屋さんがパンフを置いて行くが、コレって何をどうする機械?となる。それよりもっと驚いたことはそれらの機械の高いこと高いこと。チェアーと同等かそれ以上の値段のする機械だからだ。チェアーは毎日使うのだから仕方がないとして、それらの高額の機械は週に一度?いや月に一度位しか使わないのならはたして必要か?
歯医者がこんな事を言ったら笑われるかもしれないが、いや、笑ってくれても結構だが、いくら機械がよく出来ていてもそれを使いこなせるか、使うのは人である。
我々の親父世代は戦後まもなくでモノも無い機械も新品ではない、そんな時代は人の技術、腕、そう言われてきた。我々は有難いことにいろんな機械が出来てそしてそれを使いこなせるだけの技術?腕?を学んできた。せいぜい高くて数百万円のチェアーやパノラマレントゲン位。しかし今やそれらもデジタル化し、3Dが主流になって行く中我々同世代の先生方は息子、娘、が後を継いでくれたら何とか減価償却出来るが自分の代で始末をしようとしている者にとってはこれまたこれらは猫に小判か。
同級生の中に親父、爺ちゃん、自分と三代続く歯医者がいる。そして息子も歯科医を目指したが残念ながら?歯科医にはならず、医者になってしまったのがいる。
周りから見たら喜ばしい話のようだが、そこの家族は同級生の代で診療所を閉める決断に至ったみたいだ。
代々地元の明主と言われた家柄、周りには親戚が沢山いて石を投げたら親戚に当たるとまで揶揄された同級生だ。他の同級生などからは「看板替えたらエエやないか」とか言われるが確かに医者になってくれたのは嬉しいし喜ばしい限りだが医者と言っても開業医ではなく勤務医でそれも麻酔医になってしまった。
今や流行の麻酔医だが歯医者や内科や耳鼻科や眼科や一般の人を治療するのではなく何処かの病院で手術があるたびに飛び回っているらしい。ココと言う地盤が無いのが悩みらしい。おかげで休む間が無いらしい。親としたらそれも又心配の種だと言っていた。贅沢な悩みだと言われそうだがその同級生はいたって真面目に悩んでいる。逆に親戚一同が医者で一人歯科医になったのがいるがそいつはそいつで親戚からはよそ者と言われているとか。
いよいよ終活に入る歳になってしまった。跡継ぎの心配のないものにとっては余計な心配事が一つないと言うだけでも有難いことなのだろうか。

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