2019年08月23日

やってられんわ・・・

高校野球も終わってしまった。履正社高校の優勝で幕を閉じたが、よく言われることに決勝戦も面白いが準決勝戦が一番面白いと言われる。今年もその四校はどこが優勝してもおかしく無い顔ぶれだった。全国の高校の頂点に立つ夏の高校野球は春の選抜に比べて勝ち上がって勝ち上がっての頂点だから喜びもひとしおだろう。大阪の人間としては判官びいきもあって地元を応援したくもなるがいつも言うが強い高校が勝つのは当たり前、でも甲子園には魔物が住んでいると言われる。連れに甲子園が大好きな奴が居て高校野球も好きだがそれ以上に阪神タイガースが好きな奴がいる。
そいつは地元の甲子園出身で野球など全く縁のない奴だがそこの甲子園球場の周りの土地の大地主だった。それこそその昔はそこ一帯はイチゴ畑が広がるのどかな一体で地名にすらそいつの名前(○○)が付いている。今では大分持ち土地は減ったと言っていたがそれでも地名になるくらいの大地主だったと言うことだ。○○町と言うからそれだけの土地持ち。そんな関係で今でもそいつの会社の寮や工場があったりして度々行く機会があるらしい。そいつ曰く、「昔は何にもなかったイチゴ畑だったんだけどなぁ」それが口癖だ。
今では高速道路は走り幹線道路も新しく出来た新興住宅も田んぼや畑など猫の額ほどになってしまった。
「それを切り売り、切り売りして親が私を大学にまで行かせてくれた」コレがコイツの口癖。しかし4年で卒業できるところを何だかんだと訳の分からないことで結局は7年かかって大学を卒業した。4年で卒業できればそんなに田畑を切り売りしなくて済んだものをと嫌味を言ってもこいつには暖簾に腕押し、糠に釘だ。
話は飛んだがその阪神タイガースの熱烈なファンのコイツの口癖もいつもこうだ。
「甲子園には魔物が住んでいる」と何の根拠か知らないが負けた時にのみコイツの口からこのワードが出る。またこうも言う、「強いものが勝つのではない、勝ったものが強いんだ」と。確かにそうかもしれないが「弱いものが負けるのではない、負けたものが弱いんだ」とは決して言わない。それはあくまで勝者の理論で負けは負け、勝ちは勝ちだ。両者の勝ち負けが拮抗しているからこそ名勝負が産まれ、偶々勝敗がどちらかに転がった時にのみ「強いものが勝つのではなく、勝ったものが強い」が成立する。そして最後にコイツの理論で行くと、「高校野球で名勝負を繰り広げている甲子園はその地点で運を使い果たしているから阪神タイガースは運を拾えない」こんな理屈が通るはずも無いが、コイツにはそれが当たり前の様にまかり通っている。ホンマにこいつにはやってられんわ。

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