2019年09月19日

そこを言われると私は反論が出来ない・・・

いつの間にか朝夕の涼しさが半袖の白衣を着て居て季節の変わり目を感じるようになった。暑い暑いと言ってももう秋の彼岸が始まる。そしてうっすらと庭の盆栽の葉も紅葉の色の最初に現れる緑色から薄黄色に変わろうとしている。そしてその薄黄色から紅葉に移るのはあっという間だ。秋の植木市では実物の盆栽が所狭しと並ぶ。
春の植木市では新緑からもっと濃い緑色の葉が展示の台を覆うがこの季節は色とりどりで見ていて飽きない。そして大きな実のなる盆栽もあちらこちらに出展されていて楽しみも倍増する。専門家の盆栽ではないが我が家の庭の盆栽は水やりを怠らなければちゃんとこちらの期待通りの色を付けてくれる。紅葉も楓も色づき始め欅の箒立ちも緑の苔から薄茶の色に変化しつつ葉っぱを葉狩をして枝の伸びも今年はスムーズにいった。私は盆栽の代表と言われる松は扱わない。それでも楽しむ方法はいくらでもある。中でも清水の舞台から飛び降りるつもりで買ったお気に入りの盆栽がある。
「縮緬蔓」だウン十万円もした私には高級品だ。器も気に入ったが枝振りや葉の密集した様子、その立ち姿に惚れこんでほぼ1週間通い詰めた。同じ店で何度も通いうと最初は用心されたが最後は根気負けかそこの大将も値段を負けてくれて買うことが出来た。分らないことがあれば何度もそこの店に電話をかけて聞き、必ず春と秋の植木市には顔を出しああだこうだと教えを乞うた。この鉢一つの為に葦簀をかけ家に居る時は必ずその鉢を置いている台を回転させる気の入れよう。家人がそこまでするならなぜもっと他の事も気を入れろと悪態をつく始末。
そりゃこの一鉢の値段を知らないからそんな悪態をつけるんだと思いつつ、何を言われてもぐっと我慢の日々を送っていた。そう言えば私の趣味はいろいろあるがこれもそうだが熱帯魚もそうだった。最初からそうだったが金魚を飼えばいいものをと言われ最初はグッピーやメダカに嵌り次に嵌ったのがディスカス、これまた家人は値段を知らない。いや言えないくらいだった。元々、我が家は犬や猫を飼わない、飼えない家だからこちらの嵌っても仕方がなかった。家人の口癖は「口とお尻のあるものは飼わない、アンタで十分や」だと。だから魚や植木は構わないとの事でこちらに嵌ってしまった。今やメダカは一大ブームを起こしている。あのまま続けていればどれだけすごいのが出来たことか。でも今でも十分満足はしている。
やはり手のかかる子はやりがいがある。そう家人に言えば「ウチのは手がかかりすぎてどうしようもない子になってしまったわい」だと。それは自分自身でも納得していて反論できない。

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