2019年11月13日

明日の朝が楽しみになって来た

ほぼ毎日家を出る時間は5分と変わらない。
そんな時間に煩くはないが目覚まし時計の枕元のベルがなって1分後にテレビ台の携帯が鳴る。そしてその1分間の間に近所を通るJRの電車が発車して間もなく反対車線の電車が通過する。目まぐるしく朝の忙しい時間である。顔を洗って着替えを行って時計を見ると部屋から出てきて5分で出かける支度は出来ている。時間は5時40分。
毎日ほぼこれくらいの時間にシャッターを開けて車が出ようとするときにシャッター前で待つ人がいる。どこの誰かは知らないが毎日同じ人だ。会釈をして車を出させてもらってその後ガレージの前を通って近所の公園に散歩でもされるのだろう。
しかしその方もきっと同じ時間を過ごされていることになる。毎日出会う。
話したことは無いが如何にも待っているかのようにシャッターが開いたらその方が居る。夏場は明るいが最近はこの時間はまだ薄暗い。車のライトは点いたままだ。
週の内6日は同じ時間に家を出るが最低3日、多い時で毎日だ。こうなると不思議でならない。昨日も会った一昨日も会った。夢を見ているようで一日が経ったことすら夢のようである。
それだけ同じ調子で毎日を過ごしていると言うことだろう。何もないのが平平凡凡それが一番素晴らしいと聞いたことがある。いや変化があってこそ面白いものだとも言う人が居る。何気の無い日常に置いては変化も大事だが平和な状態が続くことこそが素晴らしいと言う人も居る。
帰りはそうはいかない。出る時間も帰り道も違うから同じ車や人に会うことも無い。それはそれで楽しいとか不思議とかの感覚は無いが出かけるその時々が同じような変化のない事がやはり不思議でならない。
何か取り留めのない内容だったがこんな不思議な経験をし乍ら毎日を過ごすことに若干興味が湧いてきた。会釈はするが言葉がけはしていない。今度一度『おはようございます』のひと言をかけて見ようと思った。どんな反応をしてくれるか楽しみになって来た。何処の何方かは知りませんが明日に朝、お会いしたらご挨拶をさせて頂きます。明日の朝が楽しみになって来た。

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