2020年06月01日

人って思い方も段々と変わって行くのだ・・・

いよいよ6月が始まった。新型コロナウイルスの影響で自粛自粛と中々思うような活動が出来ずに悶々とした日々を過ごしていた方々には解除の知らせが届くとこれまた一斉に活動しだすと言う若干危険をはらんだ日々が待っていることになる。
でももうあんな辛い日々を送るくらいなら自制した生活も苦にはならないのだろう。
苦になると言えば私自身もこの自粛中に本格的な自分自身の歯の治療を本格的に始めた。
何本か抜かないといけない歯があって、何とか持たせてくれって代診の先生の頼んだが一言、『無理です』容赦ない答えが返って来た。それでも残せる歯は抜髄をして残してもらえるが私なら何とか残そうと思うはもこの先生は容赦ない。
『どうせいずれ抜歯しないといけませんから』そう言われればお任せしている手前それに従わなければならない。しかし左右の奥歯が無くなるなんて想像したことも無かった。抜くのは痛くない、がしかし噛みにくいったらありゃしない。
患者さんの気持ちが痛いほどわかる。あの訴えるような目を見たら何とか残せないかと思うものだが私の主治医は容赦がない。ため息一つも付かせない間に麻酔をしてしまう。最初のチクッというくらいで後は段々と痺れが広がって行く嫌な感覚を感じつつもそこで今は亡き先輩が自分用に持ってきた表面麻酔を塗って貰い少しは痛みが軽減したところで本格的な麻酔をしてもらった。あららどうしたことか、表面麻酔をしたらほぼ痛みは無く、しかし口全体に広がるあの嫌な痺れ感のみになった。
麻酔が効きだすのは人それぞれ、早い人も居るが遅い人も居る。自分は早い方だと思っていたがその分麻酔が切れるのは遅い方だった。家に帰って風呂に入って髭剃りをしている時もまだ頤部分にまだ痺れがあった。
昔私が大学病院に居るころ最初の患者は一般患者を最初に診るのは怖かったので小中学校の同級生に実験台になって貰って親知らずの抜歯をさせて貰った。
今はそいつは警察官になって偉くなっているらしいが抜歯後30数年経っているが何をやらかしたのか1年近く麻酔が切れなかったと言っていた。そんなことは無いが親知らずの抜歯で神経を傷つけてしまったようだ。白いマーカーでその痺れた辺りを探ると丁度10円硬貨位の痺れているところがあった。
最初にして初めての医療事故だ。今でもそいつはその部分の皮膚を擦り擦り『一生このままかと思ったわ』と言うこと。
今では抜歯すら近所の同級生の口腔外科の専門医にお願いするようにしている。
例え簡単な抜歯でさえも。やっぱり抜かれることは患者さんにとっては精神的な負担になるからだ。あんなに痛かった歯が抜いたことで痛みが取れてもその内に、歯を抜いてもらったから知らないうちに歯を抜かれたに変わるからだ。
人って勝手なもので抜いてもらったから抜かれたと言うだけで全然変わって聞こえるからだ。

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