2016年03月14日

今日から基本に戻ります

今週から大学の後輩たちが当医院に実習に来ることになっている。
知り合いの医者の娘さんだ。親戚にも歯科医はおらずなかなか生の歯科医院に触れることも無いとかで、同じような友達たちと一緒に見学並びに実習に来るらしい。
最初は躊躇したが、考えてみたら私の友人たちも家が医者や会社経営者などで歯科のことを全く知らない連中らだったので、学生時代には当医院によく来てお互い実習のしあいをした。それに技工士もいたのでいろいろ教えて貰ったりもした。
実習内容の要旨をFAXで事前に知らせてもらったが我々の時代とはあまりに違うので一瞬戸惑ったがこの機会は私にとっても基本に戻れる良いチャンスだと思って受け入れることにした。
臨床の科目ばかりだが我々が毎日やっている治療に関わることなら教えることもできるが、基本通りかと言えばいささか疑問だ。
最初は誰でも基本通りにはすると思うが年月が経てば自分のやり方が出来てしまう。そこに基本とかけ離れたことをしてはいないか再確認の場となるだろう。
基本、印象の練り方だのトレーに盛るやり方だの、実際は衛生士がやってくれるから自分でやるのはいつ以来か。また患者さんを水平位や座位でとるのは久しぶりだ。学生時代にはこんな風に実際の材料の量と水の量をきっちりと計ってやっていたはずが、今では経験からやってしまうことの方が多くなっているように思う。そりゃ夏と冬では気温も違えば室温も違う、湿度も違えば患者さんの状態も違う。口腔内にトレーを入れて時間をかけれない患者さんもいる。そんなときは水の量や口に入れるタイミングで時間調整をするようになってしまった。
こんなこと一つとっても我々の年代の歯科医は基本からはきっと遠ざかっているのは見え見えだから、こんな基本にかえれるチャンスは滅多にないと思い学生さんたちとともにやり直そうと思っている。
もしも同じことをして私より学生さんの方が上手にできたら示しが付かない。
今日から金曜日まで何をどのようにするかはわからないが、またその報告は明日のココでお知らせします。

Comment

この記事へのコメントはまだありません

ページの先頭へ