2016年03月30日

他所は他所 ウチはウチだ

4月1日はどこの会社も新入社員が新しい職場に入社してくる日だ。
連れの会社も今年は珍しく新入社員を採用したからと言っていた。
ここ何年くらい新入社員を採用しなかったんだろうか、そこの会社の一番若手の社員でさえもう30歳くらいだろうか。よく愚痴を聞かされた。私から社長に新人社員をと言って下さいっと言われ続けていた。しかしそんな余裕は無いと言いつづけていたが、景気が少しは良くなったのか、どういう流れで今年は採用したのかは知らないが男女1名ずつ採用したみたいだ。
でもそいつの心配は直ぐに辞めてしまわないか、ゆとり世代の若い子と上手にやっていけるかの心配ばかりしていた。
だから言ってやった。「オマエが心配するほど向こうは心配していないって」
そのとうりだとそいつも笑っていたが、心の中では随分気を揉んだみたいだ。
何せ中小企業に入ってくれるだけでも有難いんやぞと私も言い続けてはいたが、いざ本当に来てくれるかはわからなかった。内定を出してもよその会社を受けてそちらが良ければ何の拘りもなくそちらに行く今の世代の子だ。
給料が良くなければ来ないし、待遇も良くなければ来ない。まして家族経営の所なんて誰が好んで来るものかと私が言ったら、そいつもそこに頭を痛めていた。
しかし最近の子は本当に仲の良い子としかつるまないし話もしないらしく、人とのコミニケーションもあまりしたがらないから意外と大きな企業より良いかもしれないと、訳の分からない慰めをした記憶があった。
ただ入社したはいいが、今度はいつまで続くかの心配が出てくるとか。
それはそちらの彼らに対する接し方だと言ってやった。
ある企業の社長が言っていたが、社長の仕事で一番苦労をするのがもちろん業績もそうだが人間関係をいかに上手に造るかだとか。自分が出しゃばってもいけないし、何も知らなさすぎるのもいけないとか。たった2~3人の私の所でも個人レベルでどこまで入っていくのが良いのかが難しい。だから大企業の人事を担当する方には頭が下がる思いだ。仕事が出来ても人間関係の築けないのは長続きはしないとか。そう思ったら当医院のスタッフは今まで平均2~3年だったのが、今年で一人は10年目に入ろうとしている。居心地がいいのか、はたまた無関心な院長を放っておけないのか、そんなことを思ったら他所の事を心配していられなくなった。

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