2016年04月05日

いつまで続くか 今の初心を忘れるべからず

新年度になって診療所の周りの食べ物屋さんはランチ時は混雑するようになった。あまり行列の出来ない店にまで行列が出来て新入社員たちでごった返していた。そのうち時間もバラバラになって行列も無くなるだろう。
新入社員たちはおそろいのスーツ姿で初々しく映るからすぐにわかる。
希望を持って会社に入ったが、思っていたのと違うという理由で昔は5月病とか言って心を病む新入社員が多くいたが、最近では早いのでは1か月いや半月も持たないのがいるらしい。何のために就職戦線を勝ち抜いたのかわからないと人事担当者が言っていた。
ゆとり世代真っ只中のこれらの新入社員は自分たちだけでつるむのではなく、先輩後輩のつながりが希薄でどう対処したらいいのか分らないんだろうと思う。
少し上の同じくゆとり世代の人たちでさえ今の新人はとか言う。(おまえが言うか)よく失敗から学ぶことが多いと言うが今の子たちは失敗を極力避ける。当たり前だが誰でも失敗はしたくない。でも失敗はする。その中から自分で何が原因かを考えればいい。しかしそれが出来ない。それは今まで失敗をしたことが無いからだ。喧嘩さえしたことが無い人が多い。クラブに入っての上下関係なんかも知らない。言わばサークルの延長でいきなり社会に出てくるからどう生き抜くかが分らない。他社とのライバル競争に打ち勝つにはどうするか考える余裕さえない。自分が他人より出しゃばることを極力嫌がる。でも中には目立ちたがり屋はいる。でももし失敗したらと考えるから責任の取るところまではいかない。
失敗や挫折を知らずして成功はありえない。今世間で成功している人たちは人より努力もするがそれを苦とは思わないし、失敗さえも糧にしてのし上がってきた。今はそんなに差はなくても10年もしたら大きな差になっているだろう。
でもよくよく考えてみたら、そんな人たちは10年も持たないか。だから比べようもないか。椅子取りゲームのように段々と同期が減っていく中で生き残るにはどうしたらいいか、。そんなこときっと考えてなんかいないんだろう。
何故ってそれは今を生きるのに精一杯なんだろうから。そう思いたい。

Comment

この記事へのコメントはまだありません

ページの先頭へ