2016年04月07日

同じ悩みを持つ者同士 知恵を出し合おう

昨日の患者さんとの会話でこんなのがありました。
「先生とこも大変ですね」
「そうなんですよ 一日振り回されていますよ」
「うちもなんです」
こんな会話でした。何がってですか?お互い親が認知症で悩んでいる者同士だからです。
うちはまだ80歳だから年齢的には初期の方なんですが、その方の親御さんはもう御年98歳だそうです。年齢を聞くとうちなんかまだまだだとは思うのですが症状がよく似ているので話が合うと言うか、いろいろ参考にさせてもらっています。
その方の母上は若いころに女子師範学校出の教師をされていたそうで、バリバリの学校の先生だったそうです。そんな方でも認知症になるんですねと言ったら、患者さんは職業はあまり関係が無いみたいですよと言っておられた。
よくきっちりとした方がなりやすいと聞いたことがあったのですが、今やそれ以上に周りの環境だそうです。その環境はどういったものかは知りませんが認知症の患者さん特有の行動がよく似ているのに驚いた次第です。
徘徊や物忘れ、無気力や怒りっぽくなること。何もかもがその方の母上と内容がよく似ているので益々話が盛り上がりました。
何でもそこは家を出ていこうとするので家の門扉にチェーンをかけたらヘルパーさんから「それは虐待になります」と言われたとか。
そうしたら家を出ていくのにはどうしたらいいんでしょうか?と言われた。
鍵をかけるのが虐待に当たる?そう考えれば何をしても虐待になるんじゃないかと思ってしまいます。
食事を食べたのに食べていないと言われたとか。モノが無くなったら盗られたと言う。世間様の同様の症状を聞くにつれ介護の現状をもっと世の中に知らしめないと隠していただけでは一向に埒が明かない気がしてなりません。

Comment

この記事へのコメントはまだありません

ページの先頭へ