2018年02月23日

患者さんの気持ちになったら、大いに反省・・・

昨日来られた患者さんは昨年大腸に癌が見つかった患者さんだ。
まだ早期の癌だったので抗がん剤で治療できてほぼ取り終わったと言っていた。
月に一度の検診と2~3か月に一度の定期検査を必ず行っているとか。
今迄暴飲暴食な生活を悔やんでも悔やみきれないと言っていた。
でもこの患者さん全く自暴自棄になることも無く淡々と生活をし充実した日々を送っていると言っていたが本当にその通り病気に負けない日々を送っていた。
健康に注意はしているがまさしく患者さんの性格がそのまま治療に反映されて行くように思う。
昨日は当医院の代診の先生が来られる日だった。朝晩の歯磨きの時に若干出血が見られるようになった私は思い切って時間のある時に代診の先生に除石をお願いした。何年ぶりになるだろうか、治療椅子に座って患者さんの体験をした。
やっぱり嫌なものだ、恐怖とあのタービンの音も仕事では毎日聞いているが、患者さんの側だと恐怖以外の何物でもない。特に下顎の両側の内側は歯ブラシが届きにくい事は重々承知、患者さんにも「ここは磨きにくい所ですからしっかり磨いてください」と常々言っているところに歯石が付いていた。嗽をして出血を確認してその中に歯石を見つけた。コイツだ悪さをしていたのは。
そして一通り除石を終わって代診の先生から「先生、コレってやはり歯槽膿漏ですよね」ときつい一言を言われてしまった。親不知以外では昨年破折して抜去した以外歯は欠損していないがレントゲンで確認したら両側の奥歯の歯槽骨が大分減ってきていた。コレが患者さんに説明するなら「歯槽膿漏が進んでますよ」と言うのが自分には「まだ大丈夫ですよ」と心の中で叫びながら反省して真面目に歯磨きをしようと思った。でも正直なところ歯石を取ると言うのは痛いもんですね。思わず患者さんの気持ちになって初めて分りました。
今日から歯石を取る時は優しく取ることにします。きっと患者さんは言いますよ「先生、どうしたんですか」って。

Comment

この記事へのコメントはまだありません

ページの先頭へ