2018年04月17日

この事だったのか・・・

昨日の患者さんは嘗て当医院に通っていた患者さんだった。
当医院は三度引っ越しをしていて、開院当初を知っている方だった。80歳を超えているご老人だったが勤めが近所だったので退職されてからは自宅の近所の歯科医院に通っていたらしい。
梅田に来る用事があって思ったより早く用事が片付いたので時間つぶしに嘗て仕事をしていた辺りを歩いてみたとか。様変わりもあって道に迷ったらしい。当医院の近くの誰もが知っている会社の名前を言って方向っを確認したら迷わずに近所まで来れたとか。
私は会ったことが無い方で先代の患者さんだったが、顔を見るなり「オヤジさんにそっくり」のひと言を頂いた。私の家族を知る方は私は母親似らしいがその方は母親を知らない方だから、何処となく親父の面影があったに違いない。
私も還暦を過ぎ、オヤジも亡くなって20年以上も経つのにその方はよく覚えていらっしゃった。
「アンタの親父さんとは歳も近くて開業当時から知っている」そう言われてこちらも有難く話をして時間をタイムスリップして話をした。別に治療目的で来られたわけではないが入れ歯の調整をしてほしいと言われ、歯石除去と義歯の調整をした。その中に残存歯に被せてあるクラウン、ゴールドで作ってあるが咬合面は溝が無くなってつるつるの状態だが、間違いなく当医院の技工士が作ったものに違いない。聞いてみたらやはりそうだった。その方が一番最初にしてもらったのに間違いが無かった。その技工士も亡くなって10年以上経つ。レントゲンを撮ってみても根管治療もちゃんと出来ている。60年の歳月はだてではない。私の根管充填よりも上手ではないか。患者さんが帰られて暫くその方のレントゲンを見ながら何とも言えないものがあった。今、普通に根管充填をしているがレントゲンの精度も良くなっていて、コレを見られたらきっと親父に怒られるに違いないと思ってしまった。そういや、最近親父の夢を見ることがあったがそれはこの事だったのか。

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