2019年02月28日

好きこそものの上手なり

有難いことにこんな仕事をしていると、同級生やその家族が来院してくれることが多い。昨日来院したのは名前を出せば通の人は分るくらいの某オペラ歌手。現在はフランス在住の方だ。毎年一回は日本に帰って来てその都度メンテナンスに来院される。親父が同級生で奥さんが一つ下。女性だから年齢は不詳だけれど何年か前に待合室にいた時思わず母親と見間違える位そっくりだった。(親父に似ないで幸い)その子がまだ母親のおなかの中に居たころから両親はこの子が女の子なら将来はオペラ歌手にすると断言していてその通りに育って行った。
同じく母親が大の宝塚ファンでその子もやはり小さい時からの英才教育を受けて宝塚に合格して現役バリバリ。
そう思うと「一念は岩をも通す」というくらいすごい努力と環境が必要だと言うことが分る。
話は変わるが我々の業界は歯科医の親から歯科医の息子、娘が出来るのもやはり小さい時からの環境が影響しているのかもしれない。
何処かの大学も子弟の入学に便宜を図ったとかで問題になったが、其れはそれで仕方がない事だと思う。私も小さい頃は「オマエの家は歯医者やからどうせ歯医者になるんやろ」と言われるのが一番嫌で、反抗期?には絶対に歯医者になんかなるものかと思った時期もあった。しかし周りを見渡しても米屋の子は米屋を、魚屋の子は魚屋を鮨屋の子は鮨屋を継いでいる。他からいきなりその環境に入るのは並大抵ではない。やはり小さい頃からの環境と言うものは大事だと思う。そうしたらサラリーマンの子はサラリーマンかと言われてしまうがやはりそんな子は多いように思う。
別に老舗の何代目とか言うのではない、違う道を行きたければ違う道を行けばよいし、後を継ごうと思ったら後を継げばよいだけの事。
政治家の子が政治家になる、医者の子が医者のなる、会社経営者の子がそこの跡取りになる。そんなところが反感を買うのかもしれない。しかし環境と言うのは大事な要素でもある。他のサラリーマンの子は土日に親に連れられて遊びにも行けたが、医者の子は昔は急患とか往診とかで休みも無かった。それを指をくわえて見ていたなんてこともあった。
職業選択の自由何て叫ばれているがなかなか思うようにはいかないこの時代、せめて楽をしなくても自分の遣り甲斐のある仕事に付きたいと思うのが自然なことだと思った。

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