2019年05月16日

任せとけ・・・

私にはいとこが4名いる。いや4名しか居ないと言うか親父が一人っ子だったから母親の兄弟の子供たちだけがいとこになっている。昨年兄嫁さんが亡くなって母親の姉妹の叔母さんだけになってしまった。そこには兄弟、姉妹の4人の子供がいるが普段は音信は無い。私が最年長だからかそのいとこから今度「いとこ会」なるものをしないかとお誘いがあった。私にも弟がいたが事故で無くしてそれ以来一人っ子だったからか昔はよく遊んだりもしたがなかなか会う機会に恵まれなかった。そのいとこたちとも年賀状くらいのやり取りしか無かったがそろそろ親も高齢になって来て我々さえも高齢者扱いされるくらいになって来たから、いつお迎えが来るかもしれないと思ったか「いとこ会」なるものを開催しないかと言ったお誘いだった。
一番下がもう57歳だというからプレ老人会みたいだと笑わせたが最初で最後になるかも知れない集まりに皆が集合することになった。多分、話題は昔話か近況報告か。
お互い家族もあり子供たちも独立させて悠悠自適?までは行かなくてもそれなりの暮らしはしている。最初は今更いとこ会でもあるまいしとは思ったが、普段と違った何かが得られるかもしれないと思って、場所と時間は私に一任されることになった。
そうなると今度は何時やるのか、何処でやるのかを迷ってしまう。
暇な時にネットで探すがなかなか良い案は見つからない。私に任されているから私の一存で決めればよいのに。美味しいものが良いのか、滅多に食べれないようなものが良いのか、場所は駅近が良いのか車で来るなら・・・思いは尽きない。
私の従兄の中でも一人は小さい頃から発想が違っていち早く商才を発揮して一代で会社を興したのもいれば女ながら剣道に打ち込んで県大会優勝の猛者もいる。
一筋縄ではいかない連中だがそれこそが気の知れた仲だから私が年長者だと言うことで大将で通してきた。だからこちらの意見は通してくれると思う。
しかしそう思って昔の写真を眺めていたら当時の事が走馬灯のように思い出されてきた。何も無かった時代に一緒に遊んだ仲間だったから夏休みにしか会えずに帰りがけに「また来年な」と言ったのを思い出した。あれから50年、そろそろ親を送り出さないといけない歳になってもう田舎は無くなってしまったのかと思うと寂しくなってしまった。最後に会ったのはウチの親父の葬式の時以来だ。叔母さんの葬式には行けなかったけどお花を送ったお礼で喋った以来になる。
今日一日で大体の事を決めようと思っているが思い出がそれを邪魔してなかなか前へ進みそうもない。最後になるが皆が私の事を当時から年長者だったから「お兄ちゃん」と呼んでくれた。そして最後に一言こう言われた。
「お兄ちゃん美味しい所へ連れて行ってな、お兄ちゃん持ちで」だと。
でも全然悔しくも腹立たしくも無い、それより久しぶりに会えることの方が優っているからなのかもしれない。 任せとけ・・・

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