2020年05月20日

自分の人生は自分で切り開く

最近益々診療所に出かける時間が早くなった。今までは6時頃に家を出る習慣があったが、この頃は家に居る時間が多くなったせいか、早く診療所に行きたい願望なのか5時前に目が覚める。そして15分には家を出るようになった。今までも道は空いていたがこの時間になるとさすがのもっと道は空いている。
信号も連動していて今まで引っかかっていた信号すらスムーズに流れるようになった気がする。ちょっとスピードは出ているが。
診療所の近所の患者さんの自宅の前でよく掃除をしておられる姿が目に入り、「おはようございます」「先生、早いですね」が定番の挨拶になっていた。
その方はもう70歳は超えられているお方、診療に来られた時にその話になって聞いたことがある。
「いつもお家の周りを掃除されているんですか?」
「昔からの習慣で、でも先生もお早いですね」
「家に居てもすることが無いんで、こちらに来て居るんです」
「同じですわ、私も早く目が覚めるんです」
「家よりこっちの方が落ち着くんで」大体こんな内容だった。
パーキングに停めて公園を横切る時にも地域の方が掃除をされていた。
こちらはお顔を知らない方だ、しかし同じ時間に同じ場所を掃除されていると知らず知らずに親近感がわきいつの間にか挨拶をするようになった。
何処の何方かは知らないが、誰に言われたわけでも無いだろうが自発的にお掃除をされている方だと思う。何気なく「おはようございます」と声をかけた。
最初は一瞬戸惑った感があったがすぐさま「おはようございます」の返礼を頂いた。そりゃ見も知らずの方から声をかけられたら一瞬でも戸惑うものだが、それをきっかけに毎朝、挨拶をするようになった。
人は見も知らずの人から声をかけられると戸惑うのは当たり前、でもそれを過ぎると一気に親近感がわくようになるのもよく分かる。お互いどこの誰かは知らないでもこの声掛けが一気に知り合いになる大きなチャンスだと言うことも。
これで今日一日が気分よく迎えられることになれば何よりだと思う。
声掛けって何も難しいことではない、ちょっとした勇気と思いキリがこれからの人生にとっては知り合いになるかどうかの分岐点だ。別に向こうさんは知り合いになろうとは思っていなくても、何か一つのきっかけでお知り合いになれると言うことだ。自分の人生を良くするのも何も無い人生にするのも、最初の第一歩が肝心だと言うことを自らの経験で分るようになったと言うことだ。これも歳のなせる業か。

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