2012年10月11日

妙に納得してしまった・・・

先日、仕事の帰りにいつもと違う道を通った時のこと、またまた景色が変わったことに気がついた。
そこは大阪でもきっと焼け残りとでもいうか、平屋建ての家が並んでいた昔ながらの景色の通りであった。その場所がいくつものマンションになっていて驚いた。
当然何年かぶりでその場所を通ったことになるが、古い町並みはそれこそ近代的なデザイナーズマンションが立ち並び、昔からあるようなお店はちょっとしたスーパーになっていた。
お肉屋さんのコロッケを食べながら帰ったこともある道が今では拡張道路によって道幅も広くなり、車の通りもスムーズになっていて大きな車も通れるようになっていた。
懐かしさも一瞬でタイムスリップして現代に引き戻されるようにそこそこには、ご他聞にもれず、歯科医院が向かいどおし建っていた。
嘗ては隣の歯科医院まで何百メートル空けないといけないといった、暗黙の了解があったのも嘗ての話。今では向かいどおしでも大きなビルでは上下の階で開業しているビルもある。
他の医院などはそんなに目に付かないが歯科医院はついつい目に付くが交差点や駅前、そして新しく建ったビルにはすぐに入っているみたいだ。
今の時代、それでやっていけるんだろうか?老婆心ながら考えてしまう事が多い。
過剰の設備投資で経営難になるって話はよ~く聞きます。
一台何千万円もするCTが完備されているという医院もあると聞く。ホテルのような雰囲気の商業ビルの中での開業も家賃や人件費の心配もあるでしょう。それなのにやれているならいったい何が我々の診療と違うのか?ご近所にある税務署の所長さんがこの前治療に来られた時に聞いてみた。
「最近、税務調査って話はなかなか聞きませんが?」
「そりゃ私達も日々がんばってやってますよ」
「そうですか」
「でも最近は歯科医院にはあまり行かなくなりました」
「どうしてですか?」
「やっぱり儲かっている所に行くからです」
「儲かっている?」
「自費の多いところですよ インプラントやホワイトニングの」
「そうですか?」
「一般歯科医院の9割以上が儲かってないからですかね」
「そうなんですか?」
「取れないところに行っても仕方がないでしょう」
「それはそうですね」
何だか納得してしまった感じがしたものでした。
銀行によると我々一般歯科医院は「不況業種」なんだとか。
こういわれるのも辛いものがあった。

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