2015年03月31日

最近読んだ中で心に残っているものと言えば・・・

先日読んだ文章の中からこんなのがありました。
それはある人が子供に(1歳)に絵本をよんでいて「コレは何?」と聞いたときのその子供の答えにはっとさせられたと言うものです。
その人は絵本のあるページの絵を指差して「コレ何?」と言ったそうです。そしてその子供の答えが「足」と答えたそうです。
そこの絵には「象」が写っていたそうです。しかしその後でよくよく見てみると、その絵を指差しているのはその象の足だったのです。
こんな小さな子供は象を見ているのに指差していた足の方を答えたんだそうです。何だかトンチくさいと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、ココにこの子供の素晴らしさがあります。
それはもしも幼稚園や小学校にいっている子ならきっと「象」と答えるでしょう。しかし1歳くらいの子供にはその話をしてくれている人の指先の足をみて「足」と答えたんだと思います。
お分かりいただけたでしょうか。人は年齢が増すごとに周りの環境や、物事の状態からコレは何と聞かれたら全体像からそれが「象」であることを察知してコレは「象」と答えるようになるのです。
しかし未だ何もフィルターのかかっていない1歳の子供は指先で丸く円を書くように「コレはなに?」と聞かれたらきっと「象さん」と答えたんだろうと思います。
この答えも聞きようによっては何だかトンチのように聞こえますが言いえて妙な気がしました。大人になってこんな答えをしていたらきっと変な奴のレッテルを貼られることでしょう。
真実を見る目をいつの間にか現実を見る目に置き換えて我々は生きていくのだと思います。
何も指差したものを見て「象の足」と答える必要はありません。
しかし1歳の子供の目に映ったもの、それ自体が真実の目に見えたものなのかもしれません。

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