ほっと一息

フリー管理栄養士の毎日を綴ります。

2006年09月08日

栄養相談に必要なエッセンス

画像は今日のおやつのスィートポテト。
焼き上がり早々、大きなネズミが狙っていました。

保健センターの栄養相談アルバイトにて。
高脂血症、HT、DMとメタボリックシな女性への栄養相談中の出来事でした。一日の食糧構成(何をどれだけ食べたらいいかの配分表)を見せて説明していたら、
「そんな、うさぎみたいな食事なんて…。そんな風に食べている人なんて、いるの? 先生のお弁当も見せて!」
などと言われました。
鮭が少し、卵が少しの他は全部野菜だった私のお弁当を見て彼女は絶句状態。
もっと私のお弁当がコテコテ肉だったら、ふんと鼻でも鳴らすつもりだったのでしょうか?
まぁ、こんなこともたまにあります。
ご自身の病状を棚にあげて逆切れする方、意外と多いものです。

こういうことがある度に、自分に落ち度がなかったかと反省します。
話し方とか、相手を否定したのかしらとか。
栄養相談て、何だろう?
栄養的な知識を沢山ひけらかして相手に押し付けることじゃなく、相手が行動変容に向かうための支援として、相手に出来ることの提示を一つでもすることの方が意義がある! と、今更のように感じます。
そして相手に対しての「好意」は「誠意」に変わるエッセンス。医療や福祉では、知識と同じくらい、誠意が必要なのかもしれません。
忙しくなると、一日に何件も栄養相談をするので、このエッセンスを忘れがちです。いけません。

ここを読んでくれている栄養士さんにお勧めしたい本です。足立淑子先生の「肥満の行動療法」読んでみて下さい。肥満の方を行動変容(生活改善)させるテクニックが満載です。肥満のみならず、栄養相談テクニックとして使えますよ。
「肥満の行動療法」
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