ほっと一息

フリー管理栄養士の毎日を綴ります。

2010年03月15日

デコポン幸福論

子に母の幸せを問われ、答えに困りオウム返しに質問したら
「例えば1つしかないデコポンの皮をむいたら10個(粒)あって、そのうち1個をママが食べて残りをボクが食べた時かな」
と、我が家にある残り1つのデコポンを見つめながらの回答。
子供なんざ、その程度の脳みそだすよね。
目先の利益というか、なんというか。
そんなんでいいなら、全部食べなさいよって投げやりに言ってみたら
「それじゃ、ダメなんだよ。美味しいのをたくさんいいなって言われながら
食べないと意味がないの!」
美味しいデコポンを羨ましがられながら食らうのが独り占めより幸せとな!?
うーん…わからんでもない、かな?
例えば、ブランド物を買って黙っていられず人々にみせびらかして
「いいな~」って言われたいみたいな?
ちょっと違うかな

子供時代を懐古。

父は兄に内緒と言って私に(イチゴの旨い)チョコをこっそりくれることがありました。
父が兄よりも私を大事にしてくれることが嬉しくて、こっそりそのチョコを食べながら
ほくそ笑んでいた私です。
しかし、約20年後の父の葬式の日に兄が
「おやじと出かけると、いつもすき焼食えた。誰にも黙ってろと言われたけど」
と暴露していて、私のほうが何百倍も安上がりに済ませられていたことに
ショックをうけました。

自分のことを誰かよりちょっとだけ大事に思われていると信じられるのは
ちょっとだけ幸せ。
いつだって自分が優遇されるのは当たり前と信じて疑わずにいられるのは
ものすごい幸せなことだと思う。

子供が母にそれを言葉で示すというのは、私が親としてまだまだなんだな~
と、ちょっと反省。

で、結局デコポンは1粒が私で残りは子供が食しました。
子供が食べている間「いいな~、美味しそうだな~」を連発する私に子供は満足げで幸せ満喫。
たった1粒のデコポンを冷蔵庫にしまい、子供が食べ終わったあとに
見せびらかして食べる私も、ちょっと幸せなんでした。

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