ほっと一息

フリー管理栄養士の毎日を綴ります。

2015年11月17日

良い子を求めちゃいかんのか


色々なご家庭で「無菌」状態の事、あると思います。
ですが、それは学校や社会で雑菌にまみれ社会化して行くのだと思います。
うまく社会化して順応してくれたらいいなぁと思いますが、社会化するうちに不適合という事態も起こりえます。
例えば、豪邸に住み、ほんとうに見るからに気品あふるる男子がおりましたが、二年になり不登校です。
雑菌に耐えられなかったのか?
いじめられてはいなかったようです。
ちび雄は同じ部活なだけで、クラスも違うので詳しく知らないそうで…
ですが、元気がなかったので「話、聴くよ」と遊ぶ約束をしていた矢先に不登校になったそうで…
電話も知らないので何もしようがないと。
その子はご家庭の教育方針だったのか、帰国子女のためなのか
携帯も持っていなかったとかで連絡をとることもできません。
一度部活メンバーで遊びに行ったら、とても素敵なお家に
素敵なお母様だったらしく
「あんな、すっごく良い感じのお母さんなら、おれ、ほんと、自慢して回るよ」
と、嫌味を言われた記憶もありますが…

男子ですが、とても美しい日本語を話していました。
私からすれば、ちび雄と交換してほしいと思うほど
品よく、中性的な美しい男子でした。
が、不登校。

あの子の日本語はとても美しい品のある感じだったもの。
あんな話し方出来る子いる?

「いない。でも、それが浮いてたかも。オレは好きだけど、ある程度みんなと合わせないと浮くかも」

そういう事だったんだろうかね

「相談できる人がいないって言ってたから、オレきくよって言ってたけど、学校こなくなっちゃった。誰が家に行ってもお腹痛いって会えないんだって」

そうなのかぁ

「あんなに、良い家であんなにいいお母さんなら、オレはものすごく幸せだと思うんだけどなぁ」

うむ。しかし、この母ゆえに、あなたは学校でもある程度免疫ができていて、例えば顧問に怒鳴られてもなんとも思わないでしょ?

「あぁ…確かに、何にも怖くない。ママより怖い人居ない」

どのような家庭にも闇はあり、どんなに親ががんばっても
『無菌』のままを保つのは無理に等しく、ほどほどに普通に育てる、育つというのは、普通なんだけど普通じゃないというか…
言い方変えたら普通がどれだけキセキ的な事なのかと。

浮いてしまうので、適当に美しくない言葉も話す
それも社会化である…
ですが、そのような中でも美しい日本語を話し、美しい所作ができる人であれば、なお素晴らしい。
しかし、そんなに強い人間もいないでしょう。
いや、希少でしょう。

言葉だけを言っていますが、実際は いじめだったり
暴力だったり、それこそ免疫なんかない事を耳にしたり目にしたり…

家にだけ閉じ込めておけば無菌のまま大人になれるかもしれませんが、そうは行きませんよね。

そして、学校カースト。
カーストという認識はない場合もありますし
学校によっての表現は様々でしょうけれども、
1軍、2軍という段階づけ? 格付け?もあるようで…
特にそれは女子社会であるようで…

まだ男子で良かったのか?
どの時代も色々と厄介な事はありますが、
正しいものが正しく評価される事を願いたいものです。

でもって、無菌室にかこっておけない。
これは仕方ない事なんだなぁ
田舎でも、都会でも、公立でも私立でも無菌は無理。
それは、正しいのか、正しくないのか、どうしていくのがいいのか…
例えば私立に入れてもそれは変わらないのでしょうね。
いや、私立ほど陰湿だったりして。
そして、色々な事が起こっても、大抵の教員は知らんぷりです。
なんの頼りにもなりませんから。

うちだって、いつ不登校になるか…
いまのところ、正義感はあるようなのでいじめる側ではない様子、いじめられてもない様子? いや、少し部活で浮いてるのかな、実はちょい心配。
家で出来る事なんざ…
子どもが「辛い」といえるようにしておくこと位なんですかね。
まぁ、ちび雄の場合、「辛い」という感覚がどれなのかわからないという状況も起こり得るのですが…
良い子でいる事を強いれば、「辛い」と言えないいい子を作り上げてしまう可能性もあるわけで…

おそらくは、親となった自分が過去にたどってきた記憶をもとに子育てを手探りしていくのでしょうけれど、それが当てはまらない現代子供社会。

何か起こって考えるしかないのでしょうけれど、
大抵のお子さんは頭がいい。
だからこそ、どこでも仮面をつけてしまう、それは…

ページの先頭へ