ほっと一息

フリー管理栄養士の毎日を綴ります。

2010年03月27日

個人差あり

直木賞の「他ならぬひとへ」を読みましたが、
草食系男子に共感できない私は
男性作家の御都合主義なストーリーというか、
優等生な小説で小説というのはこのようにかきましょうね、
と言われているような感覚になり、また、想定内の事
しか起きない定石通りというか…
もっと下品になってくれていいし、期待を裏切ってくれたらよかったのに。(とは言い過ぎ?)
そもそもそれが草食男子となるととてもリアリティありということか。
もう、おばちゃんの私には、この作品のどこに魅力を感じるのかと不思議な感じです。
(いえ、文章の書き方などはうまいでしょうけれど)
直木賞ってなんでしょう? と感じる今年なのでした。
じゃ、あんた書けるのか? と言われるとかけないので一般ピープルのたわごとです。

話は変わり…
ためどりした「記憶の海」というTBSのドラマを観て泣きました。
大切な記憶でありながら、眠り続ける記憶。
ドラマを観た方は御存じだと思いますが…
一度思い出しても結局また他人に戻るせつなさ、
でも思い出せないだけでそこには記憶はあるわけで…
そんな人を愛してしまったらどうするんだろうと思ったら、
主人公のおねいさんは「あきらめない」と大きなお腹で旅立つわけです。
記憶を持てず大切な人をも忘れてしまう悲しさ、
そんな人を愛する強さと辛さと。
とてもファンタジーというか、壮大なラブストーリーではないかと思うのでした。

感性は個人差がありますから。




Comment

ササ金魚

こんにちは。

ぼくは最近、同作家の『私という運命について』を読みましたが
けっこう面白かったですよ☆
女性の「幸せ」や「人生」を論理的&哲学的に書かれてあり、
ズシンと心にこたえる内容でした。

でも、読みながら(やっぱり男性が想像した女性視点だな)とも思いました。
なんか主人公の女性が冷静すぎて魅力を感じなかったです。
とくに失恋や恋愛などに関しては、理屈や哲学的な表現なんかよりも
もっとドロドロした意味不明な感情のほうがリアリティーを感じます。

というわけで、ぼくもあの作家の作品はなんだか綺麗で正しすぎる気がします。
鼻持ちならないエリート男性が頻繁に登場するし。(妬み)

2010.03.29 15:45:24

すもも

ササ金魚さま

こんばんは
ササ金魚さんも十分にエリートでは…?
妬むこたぁありませんです。

私が小説に望んでしまうのは、架空な出来事にリアリティを持たせて
絶対ないって! と思うことも、実際あるかもなって思わせてくれたり
擬似体験ができたり…。
この本読んで良かったわ、と思わせて欲しいです。

いらぬ補足ですが。
現実、男性の好きな綺麗な女性は腹黒というか、ご自身に素直な方が
多いように思います。だから魅力あり美しい!
なかなか容姿端麗で性格良い美人にお会いしたことがないです。
(もちろん妬み混在)


2010.03.29 23:56:10

ササ金魚

確かに、明らかに「危険」と思われる女性ほど魅力を感じますね☆
破綻するのは分かっているからこそ感動します♪
って、だからぼくは上手くいかないんだろうな…。
世の中の皆さん、なんで上手く行ってらっしゃるのでせうか。。?

あと、すももさん、江國香織さんとか村上春樹さんとか好きそうですね。
ぼくはすごく好きです☆

2010.04.04 0:10:06

すもも

江國香織さん、村上春樹さん大好きです。
ありきたりコメントですが、ノルウェーの森には衝撃をうけました。
今でも一番大好きな作品です。
(アフターダークは苦手な作品ですが)
江國さんではやはり東京タワーが好きです。落下する夕暮れも好きです。
吉本バナナさんの初期も好きです
小川糸さんの食堂かたつむりも美味しそうでした。
でも原点は芥川龍之介で、いつもそこに戻る気がします。
ドストエフスキーやカフカも好きです。

2010.04.04 12:05:08

ササ金魚

ぼくもノルウェイの森にはショックを受けました。
人の死をあれほどストレートに書かれた作品をそれまでに読んだことなかったです。
村上さんの作品はどれも読後感にモヤモヤが残る感じが好きです。
作品ごとに喪失感が激しくなり、読むと胸が張り裂けそうになります。
でもぼくもアフターダークはすももさんと同じく期待はずれな作品でしたが。


江國さんは、その昔、女性に「あなたはもっと恋愛小説を読んで
女性の心を勉強した方が良い。」と叱られて読み始めました。
行間に『男性から見る女性の不思議な部分』が詰まっていて、どの作品もドキドキします。
『神様のボート』『なつのひかり』がとくに好きです。
でも『スウィート・リトル・ライズ』はいまいちでした。

ドストエフスキーは最近になって読み始めましたが、読み応えがありますね。
ぼくは『カラマーゾフの兄弟』と『罪と罰』を読みました。
キリスト教という背景に共感できずに少し戸惑いましたが、
それぞれの登場人物の“心の着地点”みたいなものを深く想像させられ、
その度にまるで当事者ようにハラハラとしました。

あと、カフカは中学生の時に『変身』を読み、とても嫌な気持ちになったトラウマの本です。
最近、友人に『変身』の演劇に誘っていただきましたが、やっぱり怖くて観るのをやめてしまいました。
今読むと違ったりするのかなー。


まあ、とにかく小説は、時間も場所も選ばない最高の暇つぶしですね♪

2010.04.05 11:25:19

すもも

神様のボートは確かに良いかも。
でも、数十年経過するファンタジーですよね。
スウィートリトルライズは既婚者になった時に再読をお勧めします。
この小説、大森南朋さんが演じるんですよね、映画で。
大森君観たさに映画館に行こうかと…

2010.04.05 15:51:28

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